つながり、連動する筋肉。
さて、筋肉ですが。ある筋肉を単独で使うという事は、多分、不可能だと思います。
できる人もいるかもしれませんが、少ないと思います。
「はい、長母指伸筋だけ収縮させて下さい。」と言われても、かなり難しいでしょう?
というより、こんなこと出来るのでしょうか?
筋肉の動きにはつながりあます。
同じ系列の筋肉が同時に動くこと、それが理想的な動きです。
中国伝統医学の経筋は、これに当たると考えています。
各経絡にそった筋肉の連続性とでも言えば良いでしょうか。
この連続性を頭に入れた上で、その相互関係を考えていくと、治療や体のコントロールにかなりの広がりが出ます。
そして、中国伝統医学における体表面の経絡に沿った一連の筋群の状態を診察する方法があります。
この診察法は経筋のバランス状況を判断するもので、この診察方法をもとに考えると、「経筋においては臓腑の虚実関係が必ずしも当てはまらない」ということに気付きます。
足であれば、「肝と膀胱」「脾と胃」「腎と胆」、となります。
膀胱と胆が入れ代わっています。
筋肉で体のコントロールを行う際は、この相互関係を考慮に入れた方が良いでしょう。
皆さんも、筋肉のつながりと相互関係を是非活用してみて下さい。




