小児針でカンムシ治療。

カンムシ。

カンムシのカンは「疳」と書きます。

やまいだれに甘いですね。

この病は、甘いものを食べすぎで発症する病といわれているんです。
10才の男の子。

イライラや不眠があるといいます。

治りますか?と来院。

お母さんもお困りの様子。

ということで、治療を始めます。

基本的に胃腸が弱い子どもたち。

治療は、胃腸を動かしてあげることです。

子どもさんたちは、針を怖がりますので、刺さない針である「小児針」をつかいます。

子どもの体はすなおで敏感なので、針をツボに当てるだけで反応するんです。

胃腸を動かすツボをとんとんとつつきます。

すると、ツボが反応してきて、皮膚が赤くなります。

子どもさんも気持ちよくなってきて、うっとり。

そして、続いて、胃腸を強くするツボも使います。

最初は怖がっていた子どもさんもまた来てくれると約束してくれました。

最近は中学生から大人まで、キレルっていう人が多いようです。

もしかすると、お菓子の食べすぎで大人までカンムシになっていたりするのかもしれませんね。