化粧品アレルギー

化粧品選びで健康な皮膚

皮膚の弱い人が、化粧品を選ぶのは一苦労。

アトピー性皮膚炎の人は、合わない化粧品を使うと、あっという間に皮膚が負けてしまいます。

肌に合う化粧品選びというのは、本当に大切です。

皮膚が強いと思っている人でも、回数を繰り返すことで、じょじょに皮膚が傷められます。

油断は禁物。

皮膚の状態から目を離さないようにしましょう。

化学物質で皮膚が荒れる人

新しい化粧品に変えると、皮膚が赤くなってしまったなんて経験ありますよね。

それが、化粧品かぶれです。

そして、、この化粧品かぶれは、すぐに発症するとは限りません。

同じ化粧品のに、ある日突然皮膚がかぶれるなんてことがあります。

これも化粧品かぶれなんです。

化粧品かぶれには、化学物質がかかわっていることが多いようです。

防腐剤などがその化学物質です。

化粧品が体質に合わなかったり、またはある日体質が変わって合わなくなるわけです。

アレルギーで皮膚がかぶれる

皮膚は、けっこう敏感なものなんです。

若い人は、かぶれないなんてことはありません。

年齢に関係なく、化学物質に反応して皮膚が赤くなるんです。

化学物質に敏感な反応を示す化学物質過敏症という症状です。

防腐剤は皮膚に吸収されると、活性酸素が発生するそうです。

防腐剤は腐らせないという目的のために使われるもの。

ですが、それが「化粧品かぶれ」を招いてしまうことがあるということなんです。

こういったものが皮膚に触れることで起こる炎症を「接触性皮膚炎」といいます。

化粧品かぶれでは、血液検査でIgE抗体が増えていることが多いそうなんです。

つまり、アレルギー反応ということなのでしょうね。

化粧品かぶれの時は

化粧品でかぶれてしまったらどうしたらいいのでしょうか?

まず、化粧品をすべて止めること。

皮膚は28日でターンオーバーします。

さわらず新陳代謝で治るのをまちましょう。

下手に触ると、シミの原因になったりします。

美しくなるための化粧品。

でも、それが原因で肌がダメになることもあります。

化粧品選びはていねいに行ないましょう。

鍼灸治療では、皮膚の炎症を取るために「曲池穴」「解渓穴」「行間穴」を使います。

また、皮膚を強くするために、「尺沢穴」「太白穴」「三里穴」を使います。

もともとある皮膚の炎症を抑え、また皮膚を強くすることで、化粧品の選択肢を増やすことを目標に治療を行ないます。