「なんだか最近、体がだるい…」「風邪をひきやすい気がする…」
西宮市や甲子園にお住まいの皆さん、体調を崩したとき、「なぜだろう?」と考えたことはありますか? 鍼灸では、病気の原因を「内因(ないいん)」と「外因(がいいん)」という二つの大きな視点から捉え、その両方を考慮して治療や予防を行います。
甲子園鍼灸治療センターでは、この東洋医学の考え方に基づき、患者様お一人おひとりの不調の根本原因を深く探り、最適な鍼灸治療と生活アドバイスを提供しています。
病気の原因を判断する「内因」と「外因」
東洋医学において、病気の原因を「内因」と「外因」に分けて判断することは非常に重要です。
- 内因:
- 自分の体質(例: 冷えやすい、むくみやすい、熱がこもりやすいなど)
- 生活習慣(例: 睡眠不足、運動不足、食生活の偏りなど)
- 感情(例: ストレス、不安、怒りなど) これら自分の体の中に原因があるものを指します。
- 外因:
- 気候や季節の変化(例: 寒さ、暑さ、湿気、乾燥など)
- 感染症(例: 風邪、インフルエンザ、ウイルスなど)
- アレルギー物質(例: 花粉、ハウスダストなど) これら外部環境が病気を引き起こす要因を指します。
内因と外因はそれぞれ、対応する治療法や予防法が異なります。この二つの視点から原因を特定することが、効果的なアプローチへと繋がります。
「内因」は体の中からくる不調
内因による病気は、基本的にご自身の体のバランスが崩れることで発生します。
例えば、以下のような状態が挙げられます。
- 体内の「水」の滞り: 体の中に余分な水分が溜まりすぎると、むくみ、めまい、体が重だるいなどの不調が現れます。
- 「気」や「血」の巡りの滞り: 体の中のエネルギーである「気」や「血」の流れが滞ると、肩こり、頭痛、冷え、疲労感など様々な症状が出ることがあります。
このような内因が原因の場合、鍼灸やマッサージで体の流れを改善したり、漢方薬や食事療法で体質を根本から見直す必要があります。
また、ストレスや不安、怒りなどの「感情」も、内因の重要な一部です。感情が過剰になったり、長く続いたりすると、心身のバランスが大きく乱れ、不眠や胃腸の不調、精神的な落ち込みなど、様々な病気になりやすくなります。このような場合は、心を落ち着かせるための呼吸法や、心身の調和を図るための気功やヨガなども有効なアプローチとなります。
「外因」は環境からくる不調
外因による病気は、自分の体と外部環境の関係が乱れることで起こります。
例えば、以下のようなケースです。
- 気候変化による影響: 急激な寒暖差や湿度、乾燥などの気候変化によって体が冷えすぎたり、暑くなりすぎたりすると、体力が消耗し、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなります。 このような場合は、その日の気温や湿度に合わせて服装や室温を適切に調節したり、免疫力を高めるために適度な運動や十分な睡眠をとることが大切です。
- アレルギー物質による影響: 花粉やハウスダスト、特定の食品など、アレルギーを引き起こす物質も外因とみなされます。これらのアレルギー物質に触れると、鼻水、くしゃみ、皮膚のかゆみなどのアレルギー症状が出ます。 この場合は、まずアレルギー物質をできるだけ避けることが基本ですが、症状を和らげるために鍼灸治療で体の過敏な反応を調整することも有効です。
病気の原因を知って、適切な対応を
東洋医学では、このように内因と外因の両方を深く考慮して病気の原因を分析し、患者様お一人おひとりの状態に合わせた最適な治療法や予防法をご提案します。
ご自身の体や心の状態をよく観察し、不調が内因から来ているのか、外因から来ているのかを理解することで、より的確な生活習慣の改善やセルフケアが可能になります。
「なんだかこの不調、外からの影響かな?」「それとも、自分の生活習慣が原因かな?」
そういった気づきが、健康を保つための第一歩となるでしょう。
西宮市・甲子園で「不調の根本原因」を知りたい方へ
「いつも同じような不調を繰り返してしまう…」「自分の体質に合った治療法を知りたい…」
もしあなたが西宮市や甲子園、鳴尾町、甲子園口など、周辺地域で体調不良の根本原因を知り、根本から改善したいとお考えでしたら、ぜひ一度甲子園鍼灸治療センターにご相談ください。
阪神甲子園駅から徒歩約7分とアクセスしやすい立地です。経験豊富な鍼灸師が、あなたの体と心の声に耳を傾け、内因と外因の両面から丁寧に診察し、あなたに最適なオーダーメイドの鍼灸治療と健康アドバイスをご提供いたします。
皆様の健康と幸せを願っています。
