『二十四節気』の雨水(うすい)
雨水(うすい)というのは、1年間を24に分けた『二十四節気』の一つです。
立春に始まり、その二番目にあたります。
二十四節気というのは、太陽の角度である太陽黄経によって決められており、330度に来た日付が雨水とされています。
立春になり、そこから二週間ほど経って、雪が解け始め、雪が雨に変わりるという意味です。
まだまだ雪の頃ですが、この時節から寒さも和らぎはじめるということです。
運動は雨水(うすい)の日から
昔から、畑仕事は雨水の日から始められました。
雪があるに変わり、雪が解け始め、寒さが和らぎ始めます。
体も冬の寒さから解放され始め、少し動きやすくなります。
汗をかいても凍ることがなく、寒さに体が負けにくくなり、風邪もひきにくくなります。
ですから、汗をかくスポーツなどもこの日から始めることがおすすめです。
雨水は、雪どけと同時に寒さから体が解放されて、活動的になる日でもあるのです。
2017年の雨水(うすい)は2月18日
2017年は、2月18日に雨水になり、3月5日に啓蟄(けいちつ)となり、さらに温かさがまして、虫たちが土の中から這い出してきます。
日に日に温かさが増していき、春が近づいてきます。
それでも、雪どけは始まったばかり。
またまだ油断せず、体は温かく保ちましょう。
そして、運動をはじめても良いわけですから、ゆっくりと体を動かしはじめて、冬の間に寒さでこわばった体をほぐしていきましょう。