プロ用講義 傷寒論の鍼灸運用7 少陰病

傷寒論の鍼灸運用7 少陰病

プロ用の伝統鍼灸講義です。

今回は、傷寒論少陽病です。

全1回です。

中華伝承医学会の講義を公開用スライドに作りました。

傷寒論の主な証の考え方や脈状、症状、鍼灸配穴を説明しています。

少陰病で咽喉痛や四肢冷え

少陰病は、傷寒でかなり病が進行している状態です。

こんこんと眠り続けるといった虚弱状態です。

鍼灸院に来院することは少ないでしょう。

ですが、少陰病の「少陰熱化」という咽喉の治療は使えるかと思います。

体内水分の減少より、熱が咽喉を襲い、熱化するものです。

また、「少陰寒化」という四肢の冷えの配穴も運用できるでしょう。

少陰病といいますと、強い滋養強壮効果を出さなければならない状態ですが、そこまで至っていない患者様に強壮効果として運用できるかと思います。

少陰病配穴を鍼灸院で運用することは少ないですので、あくまでもご参考までどうぞ。

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鍼灸治療はすべての方に当てはまるわけではございません。ご自身の症状や体調に不安がある場合は医師や専門家にもご相談ください。この記事は一般的な情報となっております。

この記事を書いた人
西宮市の鍼灸院 甲子園鍼灸治療センター

西宮市甲子園駅北側の閑静な住宅街にある鍼灸院です。伝統医学のベーネグループの西宮市エリア担当鍼灸院で、伝統医学に基づいて、鍼灸治療、健康法、養生法などをご提供しております。

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