ごあいさつ
このページはこれまでに取り組んできた研究や探求しているテーマのノートです。
西洋医学の研究者として、特定の疾患の病態解明や治療法開発に携わっていました。その経験で培った論理的思考力や、臓器組織の病理学的検証、DNAやRNAの抽出やマッピングなどミクロな視点から病態を捉える力は、現在の鍼灸臨床においても大いに役立っています。
この研究ノートでは、西洋医学と東洋医学という異なるアプローチから得られた知見を統合し、臨床の現場に役立つ新たな視点を提示することを目指しています。
研究内容一覧
西洋医学研究
研究者としての論文・発表
- マウス嚢胞腎の病態に対する外因性蛋白質濃度の影響(日本疾患モデル学会)
- 多発性嚢胞腎ラットにおける細胞増殖の検討(日本疾患モデル学会)
- Effect of probucol in a murine model of slowly progressive polycystic kidney disease (American Journal of Kidney Diseases)
- Closely linked polymorphic markers for determining the autosomal dominant allele (Cy) in rat polycystic kidney disease (Biochemical Genetics)
東洋思想研究と探求
天干地支成立の研究
『歳星紀年法にかわり太歳紀年法を適用することによる人為的な天干地支の成立』
古代中国の紀年法がどのように生まれたのかを、天文学や暦法の視点から考察します。
論文の草稿は完成しています。参考文献を確認し精査が必要です。
漢字「意」の起源と考察
『漢字「意」の起源と古文字学的な意味再考:心と音・言の融合的考察』
「意」という漢字が持つ「心」と「音・言」の複合的な意味を、古文字学や中国思想から探求します。
草稿作成中です。ほぼ完成しています。
漢字「意識」の身体学的考察
『意識の身体学的起源:心臓の「音」を識(しき)ることで生まれる認識の集合体』
心臓の拍動という身体感覚が、「意識」という認識を形成する上でいかに重要であるかを探ります。
草稿作成中です。
臨床応用研究
意と意識の定義から考える脈診
『意とその識別による意識の心臓反応を読み取る脈診としての考察』
脈診を「心臓の意識を読み取る」行為として捉え、その有効性について独自の仮説を提示します。
現在考察中です。
