気持ちでも乱れる生理不順

生理周期は、女性の体調を知るうえでとても大事な情報です。

生理周期が安定していると、女性は身体的にも安定していると同時に、気持ちも安定します。

月の中でスムーズに生理が来て、安定してそれが終え、それから1週間ほどで排卵とともに高温期に移行し、そこから2週間高温期が続きます。

これが約28日間の生理周期です。

お腹や腰が原因で悪くなる生理周期

生理周期は、約28日間です。

生理の期間が、1週間。

そこから排卵までが、1週間。

そこから高温期が2週間。

もし、妊娠すれば、高温期がそのまま続くことになります。

ですので、普通の周期であれば、1週間+1週間+2週間=4週間、つまり28日周期となります。

この28日の生理周期が、お腹や腰が冷えると、長くなったり、短くなったりして、狂ってしまいます。

だいたいにおいて、お腹が冷えると生理周期が短くなり、腰が冷えると生理周期が長くなる傾向にあります。

精神的なストレスで悪化する生理周期

生理周期とは、ホルモンのバランスによって作られるものです。

このホルモンは、卵巣や子宮からも出ますが、脳からも出ています。

精神的ストレスがかかると、ホルモンのバランスが狂い、結果、生理周期も悪くなります。

強いストレスがかかると、生理が止まってしまったりします。

生理周期とは、それほどに繊細であり、だからこそ、女性の心身を知ることができる重要な要素ということなのです。

ですから、女性を治療をする際は、その患者の生理周期の特徴を知っておく必要があります。

また、さまざま治療により症状が改善するとともに、自然と生理周期も改善することがあります。

それは、体調が改善することにより、女性が心身共に健康になった表れでもあります。

また、生理周期の治療を行ない、周期が安定してくると、気持ちも安定してきます。

精神的な症状をお持ちの女性は、生理周期を安定させる治療を受けてみるというのも良い方法ということなのです。