流れがよどんでいない川は美しいものです。
水もきれいですね。
それは体内も同じです。
体内も流れていることが大事。
体の中には、いろいろなものが流れています。
わかりやすいものであれば、まずは血液。
そして、水としてのリンパ。
あとは、電気も流れています。
これらが、スムーズに流れることが健康ではとても大切。
血管が詰まって、流れが止まると梗塞という大きな病気になってしまいます、
梗塞までいたらなくても、停滞気味というだけで、体にはとても悪いことです。
血が滞る
足や手の血流が滞ると、末端の冷えが起こります。
また、血液が滞ると、まずそこが黒くなります。
しみができてしまうんです。
そして、それが顔にも表れるというんです。
腸のところで血液が滞ると、頬にしみができると東洋医学では言います。
もちろん、その時は腸自体の働きも悪くなるっているのはいうまでもありません。
また、子宮の血流が悪いと、生理痛に悩まされます。
不妊との関係も考えておかなければなりません。
水が滞る
水が手足に滞ると、むくんでしまいます。
それは、冷えにつながります。
水は体を冷やしますので、冷え性の人は水が体内で滞らず、スムーズに体外に出せる体作りが大切です。
腸に水がたまると、下痢などの消化器症状を起こしてしまいます。
電気が滞る
人の体の中は電気が流れています。
筋肉や神経の中を流れています。
これが滞ると、コリができてしまいます。
電気がある間、筋肉は収縮するからです。
体内電流の流れがスムーズであることが、筋肉が滑らかに動かすのです。
内臓も筋肉ですから、それは内臓でもいえることです。
流れを作ろう
体内の流れを良くする方法は、いろいろとあります。
運動をすることはもちろんですし、温かくするのも良いでしょう。
また、体内のどこが滞りやすいかを知っておくことも大切です。
自分は、血・水・電気の何が、どこで滞りやすいかを知って、そこを運動して、温めるのが良いでしょう。
でも、炎症があると動かしたり温めたりしてはダメです。
炎症がおさまってから行ないましょう。