汗をかくので、ミネラルは大事
夏は暑くて汗をかく季節です。
体温調節のために水分や塩分を多く失います。
そのため、夏の食養生では、水分や塩分を補給し、消化に負担をかけないようにすることが大切です。
また、夏バテや熱中症を防ぐためには、体の陰陽のバランスを整えることも必要です。
陰陽とは、体の中にある寒暖や活動と休息などの相反するエネルギーのことで、これらが調和していると健康になります。
夏は陽の気が強くなる季節なので、体の陰の気を増やす食べ物を選ぶことが望ましいです。
では、具体的にどんな食べ物が夏の食養生に適しているのでしょうか？
体温をととのえ、水分を補給維持することが大切
夏は暑くて汗をかく季節です。
そんなときには、夏の食べ物を食べることが健康の維持に効果的です。
夏の食べ物とは、水分やミネラルが豊富で、消化に良く、体の余分な熱を取ってくれる効果があるものです。
おすすめは、夏野菜ですね。
- スイカ
- トマト
- きゅうり
- なす
などの野菜類です。
これらの食べ物は、夏バテや熱中症を予防するのに役立ちます。
そうめんなどの麺類もおすすめです。エネルギーを補給するのに役立ちます。
そして、水分をしっかりと体に供給することが大事です。
でも、冷やしすぎには注意
ですが、クーラーのある現代では、どうしても体を冷やしすぎてしまいます。
また、室外と室内で温度差が大きくなります。
そのため、体が温度調節に追いつかず、免疫力が低下したり、血行不良になったりする可能性があります。
どうしても、冷やしたくなる夏ですが、温度管理をしっかりと行ないましょう。
体を冷やしすぎたなら、夜はシャワーだけではなく、入浴して汗をかくことをおすすめします。
そして、冷たいスイーツは控えめに
夏の食べ物といえば、アイスクリームやかき氷などの冷たいスイーツも思い浮かびます。
これらの食べ物は、一時的に体温を下げて涼しさを感じさせますが、実は体を冷やしすぎるというデメリットがあります。
また、アイスクリームやかき氷は糖分が多く含まれており、カロリーも高いです。
過剰に摂取すると、肥満や生活習慣病の原因になります。
したがって、夏には夏の食べ物を食べることは健康の維持に効果的ですが、アイスクリームやかき氷などの冷たいスイーツは控えめにすることが大切です。
適度な量を楽しみましょう。