鍼灸で慢性腰痛を心因性から治す / 西宮市甲子園の鍼灸院
心因性の腰痛とは、腰に痛みを感じるのに、検査や画像診断では異常が見つからない状態のことです。
このような腰痛は、心理的なストレスや不安が原因で起こると考えられています。
心因性の腰痛は、一般的には急性腰痛と慢性腰痛に分けられます。
ですが、多くは慢性的で、3か月以上続き、日常生活に支障をきたすことがあります。
治りにくい心因性の慢性腰痛 / 西宮市甲子園の鍼灸院
慢性腰痛の中でも、心因性の腰痛は特に厄介なものです。
なぜなら、心因性の腰痛は、過去に経験した痛みの記憶が影響して、筋肉をうまく使えなくなるからです。
筋肉が硬くなったり、動きが制限されたりすると、さらに痛みが強くなります。
また、痛みが長く続くと、腰に負担をかけることを恐れて、無意識に動きを抑えるようになります。
これも筋肉の働きを低下させてしまいます。
このようにして、心因性の腰痛は悪循環に陥りやすいのです。
慢性腰痛の心因性を鍼灸で
では、心因性の腰痛を改善するにはどうすればいいでしょうか？
一つの方法として、鍼灸がおすすめです。
鍼灸とは、鍼や灸を用いて体のツボを刺激することで、血液や気の流れを整える治療法です。
鍼灸は、以下のようなメリットがあります。
- 鍼灸は、筋肉の動きをスムーズにすることで、筋肉の硬さやこわばりをほぐします。これにより、血行が改善されて、炎症やむくみが減ります。
- 鍼灸は、神経系に働きかけて、副交感神経を優位にすることで、リラックス効果をもたらします。これにより、ストレスや不安が和らぎます。
- 鍼灸は、気分を明るくします。これにより、無力感などが改善されます。
- 鍼灸は、自然治癒力を高めることで、体全体のバランスを整えます。これにより、体調が良くなります。
鍼灸で腰を動かす自信がつく
鍼灸は、これらの効果によって、心因性の腰痛の根本的な原因である「痛みの記憶」や「痛みへの恐怖感」を減らすことができます。
鍼灸を受けることで、「腰が弱い」という思い込みや、「動くと痛くなる」という先入観を払拭することができます。
鍼灸は、心と体の両方にアプローチすることで、心因性の腰痛を根本から改善することができるのです。
長引く腰痛を心因性から鍼灸治療
心因性の腰痛に悩んでいる方は、ぜひ一度鍼灸を試してみてください。
鍼灸の施術は、個人差や症状によって異なります。
回数や期間も、個人差や症状によって異なりますが、一般的には、患っていた期間の治療が目安です。
つまり、3ヵ月間症状が続いていたら、3ヵ月間の治療が必要と考えてください。
これは、治療回数は関係ありません。鍼灸治療と体操法などで3カ月間かけて腰の正しい使い方を身につけると考えてください。
心因性の腰痛は、放っておくと悪化する可能性があります。
早めに鍼灸を受けることで、腰痛の改善だけでなく、心身の健康も向上させることができます。
心因性の腰痛にお悩みの方は、ぜひこの機会に鍼灸を試してみてください。
