吹出物は、生活環境に原因ありです。
-腰を冷すとできるあごの吹き出物、皮膚の美容は体の中から-
顔の吹き出物は、できる場所によって理由が違ってきます。
主に消化器がうまく働かないことによるものが多いようです。
簡単に説明すると鍼灸などの東洋医療では以下のように考えられています。
「あご」の吹き出物 ・・・腰が冷えていることが多いです。
「ほほ」の吹き出物 ・・・小腸の働きが悪いことが多いです。
「はな」の吹き出物 ・・・胃に炎症があることが多いです。
「おでこ」の吹き出物・・・大腸が熱を持っていることが多いです。
「あごの吹き出物」は、腰を温かくしましょう。
当センターでは、腰が温まるツボを使って鍼灸の治療を施します。
普段の生活では、厚めの下着をつけて、冷やさないようにしてください。
服装もスカートはやめてパンツにする方が良いかも知れません。
夜、腰にタオルを当てて眠ると腰を温かく保つことが出来ます。
タオルは温かい色のものを使った方が良いです。
うまく温められれば、吹き出物の赤みはすぐに消えます。
でも、吹き出物が消えるのには数日はかかりますので、それまでは腰を温かく保ち続けましょう。
もちろん、アイスクリームや冷たいジュースなどはやめましょう。
その他の吹き出物は、炎症などの熱が原因のものが多いようです。
鍼灸での治療としては、熱を取り除き、消化を助ける治療になります。
また、寝不足などでも体全体に熱をおびてしまいますので、規則正しい睡眠も重用です。
眠りが浅い症状をお持ちの方には、不眠に対する鍼灸の治療も一緒に施します。
普段の生活では、食べ過ぎ、甘い物や油ものの摂り過ぎ、保存料などの添加物が原因になるようです。
食事を消化しやすい物に変え、刺激の強い食べ物はやめましょう。
また、冷たい物を摂り過ぎると消化機能は低下してしまいますので、温かい食事にしましょう。