暑い季節、ついつい手が伸びる冷たい飲み物やアイスクリーム。しかし、西宮市や甲子園にお住まいの皆さん、その「冷たいもの」があなたの体調不良の原因になっているかもしれません。
甲子園鍼灸治療センターでは、東洋医学の観点から、冷たい飲食物が体に与える影響と、それを鍼灸でどのように整えていくかについて解説します。
東洋医学から見た「冷たい飲食物」と体の関係
東洋医学では、私たちの体は「陰」と「陽」という二つの相反するエネルギーがバランスを取りながら成り立っていると考えられています。このバランスが崩れると、様々な不調が現れます。
冷たい飲食物は「陰」の性質を強く持ち、体内の温かい「陽」のエネルギーを消耗させるとされています。特に、消化吸収を担う胃腸は「陽」のエネルギーを必要とするため、冷たいものの摂りすぎは胃腸の機能を低下させ、以下のような健康問題を引き起こす可能性があります。
- 消化不良や腹痛: 胃腸の働きが鈍くなり、食べ物の消化吸収がうまくいかなくなる。
- 下痢や便秘: 腸の動きが悪くなることで、お通じのトラブルにつながる。
- 体温の低下と免疫力の低下: 体の基本的な温度が下がり、風邪をひきやすくなるなど、免疫力が低下する。
- 倦怠感や疲労感: 体が冷えることで、エネルギーが不足しやすくなる。
これらの不調は、一見すると「夏バテ」と思われがちですが、実は冷たい飲食物の過剰摂取が引き金になっていることが少なくありません。
温かいもので胃腸のエネルギーを温存!
東洋医学では、これらの問題を避けるために、特に体が冷えやすい方や、冷たいものを摂りすぎた後には、温かい飲食物を摂ることが強く推奨されています。
温かい食べ物や飲み物は「陽」のエネルギーを補い、体のバランスを保つのに役立ちます。例えば、
- 温かいお茶や白湯: 冷たい水の代わりに、内臓を冷やさないように温かい飲み物を選びましょう。
- 温性食品の取り入れ: 生姜、ニンニク、ネギ、ニラ、シナモン、唐辛子などの温性食品は、体を温める効果があるとされており、これらを日常的に食事に取り入れることで、体の「陽」のエネルギーを維持し、内側から体を強くすることができます。
- 加熱調理を意識: 生野菜ばかりではなく、温野菜やスープなど、体を温める調理法を取り入れましょう。
現代の生活スタイルでは、冷たい飲食物が手軽に楽しめるようになっていますが、その影響を理解し、意識的にバランスの良い食生活を心がけることが大切です。
西宮市甲子園の鍼灸院が、体内の「冷え」を根本から整える
ご自身での食生活の改善も重要ですが、なかなか体質が改善しない、慢性的な冷えや胃腸の不調にお悩みの方には、甲子園鍼灸治療センターの鍼灸治療が有効な選択肢です。
鍼灸治療は、体を内側から温め、滞った「気・血・水」の巡りを整えることで、体本来の自然治癒力を高めます。当院では、特に胃腸の働きを助け、体内の「冷え」を取り除くためのツボを刺激することで、以下のような効果が期待できます。
- 消化機能の改善: 胃腸の働きを活性化させ、消化吸収をスムーズにします。
- 血行促進: 体全体の血流を促し、内臓の冷えを解消します。
- 免疫力向上: 体温を上げ、免疫システムを強化することで、体調を崩しにくい体に導きます。
- 自律神経の調整: ストレスや冷えによる自律神経の乱れを整え、心身のリラックスを促します。
甲子園鍼灸治療センターでは、脈診や舌診といった東洋医学の診立てに基づき、患者様お一人おひとりの体質や症状に合わせた最適な施術プランをご提案いたします。
西宮市・甲子園で夏の不調や冷えにお悩みなら当院へ
「夏なのに体が冷える」「消化不良や疲れが取れない」
もしあなたが西宮市や甲子園、鳴尾町、甲子園口など、周辺地域で夏の不調や慢性的な冷えにお悩みでしたら、ぜひ一度甲子園鍼灸治療センターにご相談ください。
阪神甲子園駅から徒歩約7分とアクセスしやすい立地で、あなたのつらい症状と真摯に向き合い、一年を通して健康で快適な生活を送れるようサポートさせていただきます。
皆様の健康と幸せを願っています。
