舌に表れる体の状態。

舌を診ることは、伝統医学ではとても大切な診察法です。

さて、何が分かるのでしょうか?

診る場所は二つです。 

・ 舌体

・ 舌苔

この二つです。

「舌体」とは、舌そのもののことです。

「舌苔」とは、舌の上に見られる苔のようなもののことです。

これらの色や形を見ることで、体の状態を判断するわけです。

病的な舌というものを書き出すときりがないので、ここでは理想的な舌はどんなものかを書いておこうと思います。

理想的な舌とは、

舌体に、張りがあり、赤過ぎず、白過ぎ無いのが良く、

舌苔は、厚過ぎず、薄く白いのが良いです。

百聞は一見にしかず、そんな舌を見ておけば良いのです。

どこで、そんな健康的な舌を見ることができるのでしょうか?

それは、赤ちゃんの舌です。

チャンスがあれば、ぜひご覧ください。

そして、ご自分の舌と比べてみてください。