なんとなく体に良いような気がするフルーツ。
確かにビタミンが豊富ですから、悪いはずは無い・・・とは言えないのです。
フルーツは、冷えるんです。
健康のためとフルーツをたくさん食べる人は多いです。
テレビでも、毎日フルーツを食べる健康法なんてものが時折放送されています。
フルーツが朝食なんて人もいるそうです。
でも、フルーツは、体が冷えるんです。
フルーツという食べもの自体が薬膳的に体を冷やします。
しかも、それを冷やして食べることは更に悪いですよね。
フルーツで、なぜ冷えるのか?
フルーツっていうのは、大体が南の国の食べ物です。
ですから、フルーツには体を涼しくする効果があるのです。
フルーツは南に暑い国で、暑い気候に抵抗しながら育っています。
ですから、暑さに対抗する力があるのです。
つまり、冷やす働きを持っているということです。
フルーツを食べると、涼しくなるのを感じませんか。
食べ過ぎると、お腹が冷えて下痢になったりします。
子どもには、「フルーツを食べすぎるとお腹が冷えて、お腹こわすよ」なんて言いますよね。
それは、大人でも同じなんです。
また、フルーツを食べるとき、冷やして食べますよね。
この時点で、冷たい食べ物ということで、間違いなく体は冷えます。
でも、実は、フルーツは温めて食べても冷えるんですよ。
これは薬膳的に言えることなんです。
フルーツを食べるときは、冷えると思って食べてください。
フルーツは暑い国の食べ物。
ですから、夏に食べるのが正しいといえるでしょうね。
でも、最近は、夏でも危険なんです。
夏らしくなくなった夏の生活
南国産のフルーツは、体を冷やす効果が高いので、夏に食べましょうといいましたが、そう簡単にはいかないようです。
なぜなら、日本の夏の生活は、昔ほど暑くはないからです。
クーラーの使いすぎ、つめたものの飲みすぎ食べすぎで、夏でも冷え性の人が増えたからです。
ですから、夏だからといってフルーツを食べる、と簡単にはいかないわけです。
冷え性の人にとってフルーツは、夏でも危険な食べ物なんです。
そして、夏の冷えは、冬に持ち込まれます。
すると、冬になったら更に冷えに苦しむことになってしまいます。
フルーツの食べすぎにはお気をつけください。