梅雨は、体内の水分調節が大切。

食べて健康には、消化力が必要

人が生きていくうえで、食べるということはとても大切なことです。

体に良いものを食べて、効果がすぐ出る人とでない人の差はここにあります。

この消化する力を東洋医学では、「脾」がつかさどっていると考えられています。

「食べ物を消化して吸収する機能」のことです。

この脾というのは、脾臓のことではありません。

この働きは、膵臓に近いかもしれません。

脾は水分代謝で忙しい

体に良い食べ物を消化して、吸収するためには、脾の働きが良くなければなりません。

この脾というのは、冷えと湿気に弱く、梅雨の季節には働きが悪くなります。

脾は消化吸収の働きをするとともに、体の中の水分をコントロールしています。

湿気が増えてくると、脾は体内の水をコントロールすることで忙しくなります。

ですから、脾は湿気が嫌いなのです。

湿気が多すぎて脾の働きが追いつかないと、尿が出にくくなったり、むくんだり、体に溜まった湿気で冷えたりして、その結果、古傷の血流が悪くなって痛みはじめます。

梅雨の湿気に脾が負けないためには、体の中の湿気を追い出す食べ物を食べるのが良いです。

体から湿気を追い出す食べ物

おすすめは、

・トウモロコシ(ヒゲがおすすめ)

・コーン茶

・小豆(餡子は湿気を溜めるのでダメ)

です。

これらは体から水分をおしっこにして追い出す働きがあります。

こまめに摂って、体から余分な水分を取り除きましょう。

また、逆に体に湿気を溜めるものとしては、「砂糖」です。

ですから、甘いお菓子はダメです。

小豆は水分を体から追い出してくれますが、餡子は水分溜めてしまいます。

水分コントロールが梅雨の健康法

梅雨の健康法は、体内の水分を追い出すこと。

そのためにむくみ予防を行なうことです。

おしっこがしっかり出る食べ物を食べて、体を冷やさないようにして下さい。

運動を行なって、汗や呼気で水分を体の外に追い出すのも良いですね。