【院長コラム】治療とは、体内の「チームの共同作業」を整えること:心と体のバランス哲学

人の体は、たくさんのチームの「共同作業」です

当院が最も大切にしているのは、東洋医学でいう「体内のバランスと連動」です。

人の体は細胞が集まり、組織を作り、器官を作っています。これは、人がチームを作り、会社を運営しているのと非常によく似ています。

痛みや不調が生じたとき、それは「一つの部署(患部)」の問題に見えますが、実際は「会社全体の運営バランス」が崩れたサインだと私たちは考えます。

治療の視点を「経営改善」に置き換える

もし会社で社員の一人が病気になっても、その社員を休ませるだけでなく、その部署を他の部署がフォローしたり、その部署に負担となる仕事を減らすなど、「全体で支え合う体制」を整えます。

当院の治療哲学も同様です。

損傷した組織に集中するのではなく、組織間の連携をスムーズにする

東洋医学の「経絡」や「経筋」は、会社でいう「人や物、情報の連絡や流れ」です。

私たちは、単に痛む場所を刺激するのではなく、この流れ(経絡)と連携(経筋)をコントロールすることで、ストレスや疲労によって生じた停滞を改善します。

これにより、体全体の相互関係がスムーズになり、バランスの崩れを元に戻すことができるのです。

心と体が調和する状態へ

治療とは、体質全体を根本から立て直す「経営改善」です。

当院は、脈診や舌診を通じて、あなたの体内のどのチームが疲れているのかを見極め、心と体が調和した、不調に負けない体づくりをサポートいたします。

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