鍼灸というとお年寄りが受けるものというイメージがあるかもしれませんが、当院では胃腸症状や不妊など様々な症状でお子様から年配の方まで幅広く受けていただいています。
つぼの刺激で病を治す鍼灸が最近認められ始めています。
様々な症状の中でも不眠症状にも効果があります。
WHO(世界保健機関)が認める鍼灸のちから
鍼灸でつぼを刺激して本当に効果があるのかな?と疑う方もいると思います。
WHO(世界保健機関)は鍼灸が以下の症状に効果があると認めています。
- 神経系疾患
- 運動器系疾患
- 循環器系疾患
- 呼吸器系疾患
- 消化器系疾患
- 代謝内分泌系疾患
- 生殖・泌尿器系疾患
- 婦人科系疾患
- 耳鼻咽喉科系疾患
- 眼科系疾患
- 小児科疾患
実際に鍼灸は遠い昔から多くの人にこれらの治療に利用されてきました。
本当に広範囲に効果があるのです。
さて、不眠への効果は
ストレス緩和する治療で不眠に対しても効果があります。
神経系疾患に対する効果と言えるでしょうね。
つまり、神経痛にとどまらず不眠や神経症、頭痛や自律神経失調症などが含まれるわけです。
「鍼灸刺激が自律神経系、内分泌系、免疫系等に作用して、その結果として、中枢性及び反射性の筋緊張の緩和、血液及びリンパ液循環の改善等の作用があり、ひいては、生体の恒常性(病気を自然に回復させる作用)に働きかけるのではないか」(日本鍼灸師会ホームページより)
人体は複雑で、鍼灸の効果を科学的に証明する現代の科学力ではまだまだ難しいです。
でも、それは西洋医学でも同じことで、すべての療法が科学的に証明されているわけではありません。
鍼灸は自律神経失調症などの分野では西洋医学よりも効果を発揮しているとの報告もあります。
不眠治療のつぼは
不眠に効く鍼灸つぼはたくさんあります。
イライラして寝れない人には体の熱気を取り除く、行間穴や百会穴。
長引いている不眠には、燃谷穴。
足が冷えて眠れない人には、申脈穴。
悩み事で寝れない人には、心ゆ穴。
症状にあわせて色々なつぼを組み合わせて鍼灸治療を行ないます。
大切なことは、原因を見つけること。
それを鍼灸でつぼを刺激することで解決します。
WHO(世界保健機関)も認めた鍼灸の効果、ぜひ活用してください。