「朝晩の冷え込みで、肩の痛みがひどくなった…」「温かい布団から出るのがつらい…」
西宮市や甲子園にお住まいの皆さん、気温がぐっと下がると、まるで肩が凍りついたように感じることはありませんか? 実は、この急な寒さが「五十肩」の症状を悪化させる大きな原因になり得ます。
甲子園鍼灸治療センターでは、五十肩の痛みや可動域の制限にお悩みの方へ、寒さで悪化するメカニズムを東洋医学の視点も交えながら分かりやすく解説し、鍼灸による効果的なケアをご提案しています。
寒さで五十肩が悪化する3つの原因
五十肩は、肩関節の動きが悪くなり、強い痛みを伴う疾患です。一般的に加齢によるものと思われがちですが、冷え込みが厳しくなる季節に悪化する方が非常に多いのはなぜでしょうか?
1. 血行不良
寒さを感じると、私たちの体は自然と身を縮め、筋肉を緊張させます。特に肩周りの筋肉は、この緊張の影響を受けやすく、血管が収縮して血行が悪くなりがちです。血行不良になると、肩関節に必要な酸素や栄養が十分に届かなくなり、関節の動きがスムーズに行えなくなってしまいます。
2. 「気」の流れの停滞(東洋医学の視点)
東洋医学では、私たちの体を巡る生命エネルギーを「気(き)」と呼びます。この気の流れが滞ると、痛みやコリが生じると考えられています。
- 寒邪(かんじゃ)の侵入: 寒さは東洋医学で「寒邪(かんじゃ)」と呼ばれ、体内に侵入すると気の流れを阻害し、痛みやコリを引き起こします。
- 経絡の阻滞(そたい): 寒邪は特に、肩を司る経絡(けいらく)(気の通り道)の流れを妨げやすく、五十肩の症状を悪化させる要因となります。
3. 筋肉の硬結(こうけつ)
寒さによる筋肉の緊張と血行不良が重なると、筋肉内に疲労物質や老廃物が溜まりやすくなります。これらの老廃物が固まり、触るとしこりのように感じる「硬結(こうけつ)」を形成します。この硬結が、五十肩の強い痛みやコリの直接的な原因となります。
五十肩の予防・改善のための対策
寒さで悪化する五十肩の症状を和らげ、快適な生活を取り戻すためには、以下のケアが大切です。
- 肩周りを温める: 湯船にゆっくり浸かる、温かいシャワーを肩に当てる、蒸しタオルや使い捨てカイロなどを肩に当てるなどして、肩周りの筋肉を積極的に温めましょう。血行が促進され、筋肉の緊張が和らぎます。
- 無理のない範囲でのストレッチ: 痛みのない範囲で、肩関節をゆっくりと動かすストレッチを行いましょう。例えば、腕を軽く回す、肩甲骨を寄せる・広げる、首をゆっくりと傾けるなど、無理のない範囲で継続することが重要です。
- 鍼灸治療: 鍼灸治療は、血行を改善し、気の巡りを良くすることで、五十肩の痛みやコリを和らげる効果が期待できます。特に、局所の血流促進と全身のバランス調整により、自己治癒力を高めます。
- 生活習慣の改善: 規則正しい睡眠、バランスの取れた食事、そして適度な運動は、全身の血流や気の巡りを整える基本です。体を冷やさない服装を心がけることも大切です。
西宮市甲子園で「五十肩」にお悩みなら当院へ
「肩が上がらない…」「夜中に痛くて眠れない…」「急な冷え込みで五十肩が悪化した…」
もしあなたが西宮市や甲子園、鳴尾町、甲子園口など、周辺地域で五十肩の痛みや可動域の制限にお困りでしたら、ぜひ一度甲子園鍼灸治療センターにご相談ください。
阪神甲子園駅から徒歩約7分とアクセスしやすい立地です。当院では、患者様お一人おひとりの体質や症状を丁寧に診察し、寒さによる影響を考慮しながら、根本原因にアプローチするオーダーメイドの鍼灸治療をご提案いたします。つらい五十肩の痛みから解放され、快適な日常生活を取り戻せるよう、私たちがお手伝いさせていただきます。
皆様の健康と幸せを願っています。