夏も終わり。夏ばてがやってくる。
今年は、去年の暑さはどこにいったのかと思えるほどに涼しい夏でした。
熱中症にかかったという方も少なかったようで、良かったですね。
さて、これからは秋雨の季節。
梅雨とは違う湿気の季節です。
涼しいので、そんなに湿気は感じないかもしれませんが。
でも、けっこう湿気るんですよ。
この時期に、皆さんは、体をだるく感じて、夏ばてという症状になるんです。
- 足が重たくありませんか?
- 足がむくんでいませんか?
- 胃が重たくむかつきませんか?
- それなのにノドが渇きませんか?
秋雨の季節では、湿気で足が冷えてしまうのに、ノドが渇くんです。
そして、ついつい冷たいものを飲みすぎてしまいます。
もう、夏の暑さは終わっているのに。
冷えると分かっても、ついつい水をがぶがぶと飲んでしまいます。
すると、また、体が重くなる。
足もむくむ。
こんなことを繰り返してしまうのが、秋雨の季節なんです。
夏ばて対策をしましょう。
夏バテには何を食べたら良いのでしょうか?
薬膳というのは、誰にでも同じものを食べれば良いというわけではありません。
夏ばてといっても、症状によって分けるべきなんです。
暑さに負けたなぁと思う人は、
- セロリ
- もやし
- 枝豆
- 瓜
- すいか
- メロン
- 胡瓜
など、体の熱を取ってくれるものがおすすめです。
夏のクーラーで冷やしすぎたと思う人は、
- ねぎ
- 乾姜
- にんにく
- 唐辛子
- にら
など温めるものが良いでしょう。
にんにく、唐辛子、にらは少し強い食べ物ですから、胃が疲れている人は控えめにしてください。
これから夏の不養生が体に現れてきます。
ここで、夏ばてをとって、健康な秋を迎えましょう。