旬が無くなった
旬というものが都会では消え去ったなぁ、と最近真に思います。
旬というのは、健康にとって欠かせない考え方です。
季節を健康に過ごすための旬
旬というと皆さんは食べ物のことを思い浮かべるのではないでしょうか。
確かに、旬の食べ物は美味しいですよね。
それに体にも良いです。
なぜかというと、旬の食べ物というのは、その季節、暑いとか寒いとかなどの環境ストレスと効率良く拮抗する能力を持っているからです。
なんだか説明が堅苦しいですね。
季節に対抗する力
つまり、暑い夏に育っている旬の野菜は、夏の暑さに対抗するように育っているということです。
夏の野菜たちは、暑いなぁと考えながら、体を冷やそうとしながら育っているのです。
つまり、暑い夏に大きく育つ野菜は、夏の暑さに対抗する力が強いということなのです。
その力を私たち人間はパクリと食べる。
食べてその力を手に入れるのです。
こう書くと、私たちはなんだかひどいことをしているようですね^^;
旬の野菜などの食物は自然の環境ストレスに対抗する力が強く、沢山の栄養を含んでいます。
そして、それを食べる人間はそれが体に良い栄養素を沢山含んでいるので美味しいと感じるということです。
旬が無くなったということは、季節の環境ストレスに適した栄養素を十分に取れないばかりか、逆に環境ストレスを悪化させる栄養素を取っている可能性もあるということです。
季節だけでなく地域も大事
こんな話を聞きました。
「朝鮮人参は、やっぱり朝鮮のものが良い。寒さに対抗して育った朝鮮人参は体を温める薬効が強い」、と。
さぁ、皆さんも旬を探し、旬を楽しんで、健康になりましょう^^