鍼灸師のための伝統鍼灸プロ用講義です。
傷寒論の鍼灸運用1 太陽病①
中華伝承医学会代表の講義「傷寒論の鍼灸運用について」を構成しなおして公開しています。
傷寒論の主な証を鍼灸で治療する際の考え方や脈状、症状、配穴を説明しています。
傷寒論太陽病は全3回です。
傷寒論太陽病の鍼灸運用
傷寒論は寒さに傷つけられることについて論じたものです。
いわゆる風邪のことです。
有名な葛根湯もこの傷寒論の中で登場します。
今回のスライド太陽病①ではなく②で紹介されています。
風邪の初期症状は、発熱や咳などの風邪症状が無くとも、首肩のコリや全身関節痛が起こります。
人によっては、慢性的に風邪初期症状を継続している人もいます。
諸々の症状が、運動器の過剰な負担によって起こっているものなのか、それとも傷寒によって起こっているものなのかを見分けることは重要です。
これを内因と外因を見分けると言います。
このスライドがそのような視点の一助になれば幸いです。