プロ用の伝統鍼灸講義です。
傷寒論の鍼灸運用10 最後にまとめ
中華伝承医学会の講義を公開用スライドに作りましました。
今回は、講義「傷寒論の鍼灸運用」のまとめです。
全1回です。
傷寒論の主な証の考え方や脈状、症状、鍼灸配穴を説明しています。
最後にまとめました。
この講義の最後ということで、まとめのスライドを作りました。
ご覧いただきましたように、傷寒論は各病の段階に特長があらわれます。
体のどの部分が侵されるか傾向があるわけです。
これを理解して、患者様の症状と傷寒論の証を照らし合わせ、配穴を運用するのは効果的です。
漢方薬名とその運用も同時に理解すると、更に幅は広がると思います。
このスライドは、厥陰病を除いた5段階を紹介しなければならなかったので、少し長くなってしまいました。
鍼灸院での傷寒論運用では、発熱対応をすることは無いと思います。
各病の段階を症状ごとに理解していただき、その治療に配穴をご活用ください。