秋は悲しい季節です。
東洋医学では、そのように言われます。
皆さんもそう思われますよね。
おそらく、東洋医学をご存じない方でも、何となく感じておられるのではないでしょうか?
秋は、空気が冷たくなり、乾燥してきて、風などもはやりはじめて、呼吸器系が傷つきやすくなります。
「肺」と「悲しみ」は、深い関係があります。
肺が弱ると、悲しみが増すというのです。
確かに、泣いたりすると呼吸がしにくくなりますよね。
逆に、呼吸が行いにくくなると、悲しくなるというのです。
慢性の喘息をお持ちの方は・・・、
悲しみやすかったりするかもしれませんね。
いかがでしょう?
そんな傾向はありませんか?
でも、感情の偏りを他人と比べるというのは、ちょっと難しそうなので、患者さん自身もわからないかもしれませんね。
喘息などで呼吸器系が弱い方は、秋が苦手です。
そして、なんとなく悲しみがましてきます。
でも、それは東洋医学では当たり前のことなので、あまり深く考えないでください。
なんたって、秋は悲しい季節なのですから。