不妊症と生理痛。

不妊症と生理痛は、共に婦人科疾患です。

さて、この二つに関係性はあるのでしょうか?

もし、このような質問を患者さんにされたら、

「関係無いと思いますよ」

とお答えするでしょう。

もちろん、不妊症と生理痛を発症する病をお持ちであれば、話は別ですが・・・。

なぜ、不妊と生理痛に関係が無いといえるかといいますと、

「出産後に生理痛が治る」

という方がおられるからです。

つまり、生理痛をお持ちでも妊娠出産できるということです。

生理痛は、血おと東洋医学で呼ばれる血流不調が原因のことが多いので、妊娠により血流状況が変化することで、治ると考えられます。

それでも、生理痛は嫌ですね。

不妊症の直接の原因でなくても、治しておきたいですね。

生理痛が血流不調により起こる婦人科症状であると東洋医学でいわれている以上、何らかの影響を不妊症に及ぼしているかもしれません。

ですから、妊娠を目的とした治療を行ないつつも、婦人科の全体を治しておくのが良いかもしれませんね。

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本記事は、鍼灸に関する一般的な情報であり、特定の症状や体質の方に適しているとは限りません。ご自身につきましては、専門家や医師にご相談ください。

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