鍼灸の八法⑨ 吐法とは
プロ用の伝統鍼灸講義です。
鍼灸八法の9回目です。
続いては、八法のうち「吐法」です。
ですが、吐法は鍼灸院ではまず使うことはありません。
「吐法」は、吐かせる方法です。
吐法は、胃の中にあるものを吐かせる方法です。
また、呼吸を妨げるノドの異物を吐かせることもあります。
ですが、この吐く法を鍼灸院で使うことはまずないと思います。
吐法で使うツボは刺激の強いところですし、そこを更に鍼で強く刺激します。
ですので、ツボの名前や刺法などのご説明は控えさせていただきます。
鍼灸の八法とは
八法というのは、八つの効果を出すための方法です。
漢方薬の理論にも当てはまるものです。
鍼灸で使う方法をご説明しています。
八法は、
- 汗法
- 吐法
- 下法
- 和法
- 温法
- 清法
- 消法
- 補法
の八つです。