寒暖差でぎっくり腰

寒暖の差でぎっくり腰 / 西宮市甲子園の鍼灸院

季節の変わり目には、暑かったり涼しかったりの寒暖差があらわれます。

この寒暖の差が激しいと、筋肉の動きが悪くなり、ぎっくり腰になることが多いです。

朝の冷えで起こるぎっくり腰 / 西宮市甲子園の鍼灸院

ぎっくり腰は、朝に発症することが多いです。

寒暖差が激しいとどうしても寒さ対策がおろそかになります。

そして、気温の下がる朝は、危険です。

朝は何かと準備に追われ、忙しくバタバタと動かなければならない時間です。

寒暖差対策の難しい季節の涼しい朝に体を急に動かすと筋肉を痛めてしまいます。

それが腰に発症するのが、ぎっくり腰です。

冷えてこわばる腰

ぎっくり腰は、腰の筋肉を痛めてしまい起こる急性の炎症です。

ちょっとした動きでもタイミングが悪いと簡単に腰の筋肉は傷んでしまいます。

それは、自分が思ってるような動きを筋肉ができない時に無理に動かしてしまうことです。

朝起きて腰が冷えているのにバタバタと忙しく動いて、思ったように腰の筋肉が動かないと、突然に痛みと共に筋肉が損傷してしまいます。

これが朝のぎっくり腰です。

朝の腰の動き

ではどのような時にぎっくり腰になるのでしょうか。

  • ベッドから起き上がろうとした時
  • 服を着替える時
  • 顔を洗う時
  • 鞄を持ち上げる時
  • 靴を履いて立ち上がる時
  • 自転車を動かす時

などです。

これらの動きの特徴は腰をかがめる動きです。

腰をかがめるというのは、腰にとても負担がかかってしまいます。

この時に筋肉が冷えるなどでうまく動かないとぎっくり腰になりやすいです。

ぎっくり腰になってしまったら

ぎっくり腰になってしまったら、安静にするのが基本です。

どのように傷んだのか確認しようと動かしたりすると悪化してしまいます。

ぎっくり腰は、筋肉が怪我をしているので、安静にしましょう。

とはいえ、ひどいぎっくり腰ですと、あまりの痛さで体を動かすこともできませんが・・・。

中途半端なぎっくり腰ですと、徐々に痛みが増してきて、外出先で動けなくなってしまうということあります。

ぎっくり腰になったら、とにかく様子を見るためにしばらく安静にしてください。

腰は体の要

腰は体の要となる部分です。

にくづきに要と書くのも分かります。

腰が動かなくなると、体幹が動かなくなるので、足も踏ん張れなくなりますし、首も背筋も固まってしまいます。

ですから、ぎっくり腰になると動けなくなってしまうわけです。

体のどの部分を動かしても全てが腰に響き、痛みが走ります。

ぎっくり腰で命を失うということはありませんが、何も出来なくなってしまうので、気をつけなければならない症状です。

朝のぎっくり腰予防

寒暖差にある季節には、朝の寒さに注意しなければなりません。

寒い朝はすぐに起き上がらず、腰を軽く動かしてみて確認をしてください。

この確認をするだけでも腰は動いて暖かくなります。

起き上がって腰を動かすと不安定で、ぎっくり腰になることもあります。

ですから、寝ている状態で腰の状態を確認しましょう。

朝の腰の確認方法

朝の腰の確認としては、腰を自由にかるく揺らします。

そして次に、膝を立てて軽く腰を捻ってみましょう。

左右に振る幅はほんの少しでいいです。

様子を見ながら広げていきましょう。

そして、立ち上がった後に腰を反るのはやめましょう。

そして、前かがみもやめましょう。

前かがみというのは、腰に大変負担をかけてしまいますので、下の物を取るなどをするときは、しゃがんで取るようにしましょう。

顔を洗う、うがいをするなどで、前かがみになりますので要注意です。

寒暖差は、気温が落ち着くまで我慢

気温が安定すると、体調管理は行ないやすくなります。

それまでは、寒い朝は気をつけましょう。

ぎっくり腰には、くれぐれもご注意ください。

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本記事は、鍼灸に関する一般的な情報であり、特定の症状や体質の方に適しているとは限りません。ご自身につきましては、専門家や医師にご相談ください。

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