プロ用講義 傷寒論の鍼灸運用8 太陰病

傷寒論の鍼灸運用8 太陰病

プロ用の伝統鍼灸講義です。

今回は、傷寒論太陰病です。

全1回です。

中華伝承医学会の講義を公開用スライドに作りました。

傷寒論の主な証の考え方や脈状、症状、鍼灸配穴を説明しています。

消化機能虚弱の治療に有効

太陰病は、主な症状は消化機能低下です。

それも、冷えによるもので、下痢などの水分代謝障害です。

中医学や東洋医学は、このような患者様の治療は得意です。

胃腸の滋養強壮という概念自体が、伝統医学の考え方です。

それについて考える時、傷寒論の太陰病は参考になると思います。

冷えるとすぐに腹痛に至り下痢をするという人は多いです。

その冷えが実は傷寒である可能性もあります。

急性や慢性の消化機能虚弱にこの太陰病配穴がお役に立てば幸いです。

もちろん、急性の下痢には食中毒もありますのでご注意ください。

食あたりのツボは「裏内庭」ですよね。ご参考までに。

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鍼灸治療はすべての方に当てはまるわけではございません。ご自身の症状や体調に不安がある場合は医師や専門家にもご相談ください。この記事は一般的な情報となっております。

この記事を書いた人
西宮市の鍼灸院 甲子園鍼灸治療センター

西宮市甲子園駅北側の閑静な住宅街にある鍼灸院です。伝統医学のベーネグループの西宮市エリア担当鍼灸院で、伝統医学に基づいて、鍼灸治療、健康法、養生法などをご提供しております。

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