舌に表れる体の状態。

舌を診ることは、伝統医学ではとても大切な診察法です。

さて、何が分かるのでしょうか?

診る場所は二つです。 

・ 舌体

・ 舌苔

この二つです。

「舌体」とは、舌そのもののことです。

「舌苔」とは、舌の上に見られる苔のようなもののことです。

これらの色や形を見ることで、体の状態を判断するわけです。

病的な舌というものを書き出すときりがないので、ここでは理想的な舌はどんなものかを書いておこうと思います。

理想的な舌とは、

舌体に、張りがあり、赤過ぎず、白過ぎ無いのが良く、

舌苔は、厚過ぎず、薄く白いのが良いです。

百聞は一見にしかず、そんな舌を見ておけば良いのです。

どこで、そんな健康的な舌を見ることができるのでしょうか?

それは、赤ちゃんの舌です。

チャンスがあれば、ぜひご覧ください。

そして、ご自分の舌と比べてみてください。

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鍼灸治療はすべての方に当てはまるわけではございません。ご自身の症状や体調に不安がある場合は医師や専門家にもご相談ください。この記事は一般的な情報となっております。

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西宮市の鍼灸院 甲子園鍼灸治療センター

西宮市甲子園駅北側の閑静な住宅街にある鍼灸院です。伝統医学のベーネグループの西宮市エリア担当鍼灸院で、伝統医学に基づいて、鍼灸治療、健康法、養生法などをご提供しております。

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