頭皮も硬く緊張
精神的に緊張状態が続くと、頭皮も硬く緊張します。
頭皮をやわらかく保つということもリラックス方法の一つ。
優しくマッサージして頭皮をやわらかくすると、とても気持ちよくて、心もほっと一息。
スカルプケア
スカルプケアというのをご存知ですか?
頭皮をケアするということで、主に頭皮マッサージを示します。
テレビでもよく紹介されてます。
実は、スカルプというのは語呂合わせのための言葉なのだとか。
頭皮構成組織の頭文字を組み合わせて作られたそうです。
頭皮構成組織
S(Skin):頭皮
C(connective tissue):結合組織
A(aponeurosis):帽状腱膜
L(loose areolar connective tissue):疎性輪紋状結合組織
P(periosteum):頭蓋骨膜
これらを合わせて、SCALP(スカルプ)というわけです。
といことで、Wikipediaからもう少し詳しくピックアップ。
頭皮は5層からなると通常は説明され、各々は “SCALP” という語呂合わせで覚えられる[1]。
S (skin) : 皮膚。ここから頭髪が生える。血管が充分に発達している。
C (connective tissue) : 結合組織。皮膚の下にある、脂肪と繊維状組織の薄い層。
A (aponeurosis) : 腱膜。帽状腱膜と呼ばれる。前は前頭筋、後ろは後頭筋につながる、密な繊維状組織の丈夫な層。
L (loose areolar connective tissue) : 疎性輪紋状結合組織。上3層と頭蓋骨膜をゆるく分ける面である。
スカルピング (en:scalping) を行なう際、頭皮はこの層から剥がされる。
この層は頭蓋顔面外科や脳神経外科でも扱われる。
この層はしばしば「危険地帯」と呼ばれる。
なぜなら感染した媒介物がここから導出静脈に広がり、さらにそこから頭蓋内へ吸い込まれるというケースが容易に起こるからである。
この層の疎性輪紋状組織は、不規則なコラーゲン I の繊維束とコラーゲン III からなる。
この層には頭皮の主要な血管が含まれ、受傷時の出血にはおびただしいものがあるが、これは首から下の循環系にあるような静脈弁が(頭皮に)無いことも一因である。
この層にはグリコサミノグリカン (GAGs) も多く含まれ、繊維状である以上に格子状に構成されている。
P (periosteum) : 頭蓋骨膜。頭蓋骨の骨膜であり、骨に栄養を送り修復を可能にさせている。これは開頭術で骨に穴を開けるため、骨から剥がされる場合がある。
スカルプケアというのは、この5つの組織層をケアしてあげるということになるわけですね。