西宮 鍼灸院 甲子園鍼灸治療センター
便利な脈診
当院では、鍼灸治療を行なう前に、毎回診察を行います。
それは、患者様の体は毎日変化し続けており、受け入れるツボがその日によって違うからです。
その診察法の中でも脈診(みゃくしん)は、大変に重要です。
治療方法を判断できることは当然ですが、治療後に効果も判定できるからです。
脈の拍動は繊細
脈の拍動というのは、とても繊細です。
少しの体の動きで変化しますし、精神状態ともリンクしています。
脈診では、主に手首の橈骨動脈を診ます。
病院などで脈拍を測る場所と同じです。
体や精神の状態と脈は連動
西洋医学では主に脈の速さをみますが、東洋医学では脈の速さだけではなく、脈の浅深、太さ、硬さなどを診ます。
運動器系の治療などで痛みの軽減が目標とする場合、治療後は脈が治療前に比べゆったりとした形に変化しているのが良いとされています。
このように、体や精神の状態と脈は連動していますので、状態を確認するのにとても役立つ診察法なのです。