冬の朝から始まる不調にさようなら。温活で快適な一日を!
寒い冬の朝、布団から出るのがつらい…。がんばって起きると頭がフラフラしたり、首肩や腰膝に痛みなど様々症状があらわれます。そんな経験はありませんか?そういった悩みをお持ちの方もいるでしょう。不快な症状は、もしかしたら寝ている間の体の冷えが原因かもしれません。
なぜ寝ている間の冷えが体に悪いの?
睡眠中、私たちの体は1日の疲れを癒し、ダメージを受けた細胞を修復する大切な時間です。しかし、体が冷えていると、これらの働きが低下し、様々な不調を引き起こす可能性があります。
- 免疫力の低下: 体温が下がると、免疫細胞の働きが鈍り、風邪をひきやすくなったり、感染症にかかりやすくなったりします。
- 血行不良: 血管が収縮し、血流が悪くなることで、肩こりや頭痛、冷え性、むくみなどを引き起こします。
- 代謝の低下: 基礎代謝が低下し、太りやすくなったり、疲労回復が遅れたりします。
- 自律神経の乱れ: 体温が不安定になると、自律神経が乱れ、不眠やイライラ、集中力の低下などを招くことがあります。
温かく寝ることで得られる効果
寝具を工夫したり、体を温める習慣を身につけることで、寝ている間の冷えを予防し、健康的な体を取り戻すことができます。
- 快眠効果: 温かい布団の中で眠ると、リラックス効果が高まり、質の高い睡眠を得やすくなります。
- 自律神経の安定: 体温が安定することで、自律神経が整い、心身のリラックスにつながります。
- 痛みの緩和: 温めることで血行が促進され、筋肉の緊張がほぐれ、肩こりや腰痛などの痛みを和らげます。
- 免疫力アップ: 体温が上昇することで、免疫力が向上し、病気にかかりにくい体になります。
鍼灸治療で根本から改善
寝具の工夫や温活だけではなかなか改善しないという方は、鍼灸治療がおすすめです。鍼灸治療では、体の気の流れを整え、血行を促進することで、冷えや痛みを根本から改善することができます。
- 経絡(けいらく)にアプローチ: 体の中を流れを改善する鍼灸治療を施すことで、体のバランスを整えます。
- ツボへの刺激: 特定のツボに鍼を刺すことで、血行を促進し、痛みを和らげます。
- 温熱効果: もぐさを使った温灸治療は、深部の温熱効果が高く、冷え性の改善に効果的です。
冬の朝を快適に過ごすためのポイント
- 寝室の温度管理: 寝室を適温(18℃~20℃ぐらい)に保ちましょう。ですが、暖房器具の使いすぎには注意しましょう。
- 寝具選び: 暖かい素材の布団や毛布を選び、保温性を高めましょう。
- 就寝前の温浴: 入浴は就寝の1~2時間前までに済ませ、入浴後は湯冷めをふせぎ、早く寝るようにしましょう。
- 腹巻の着用: お腹を冷やさないように、腹巻を着用しましょう。
- ふくらはぎを保温: ふくらはぎから足首を温かく保ちましょう。
まとめ
冬の朝は、寝ている間の冷えが原因で、さまざまな症状があらわれます。寝ている間の体の冷えを見直してみましょう。温かく寝る習慣をつけ、症状が出ている箇所を温める治療を受けることで、快適な毎日を送ることができるかもしれません。
もし、何かお悩みがありましたら、お気軽に当院にご相談ください。