夏を健康に過ごしましょう｜西宮市甲子園の鍼灸院
甲子園鍼灸治療センターです。
毎年のことながら、夏の暑さは身体にさまざまな影響を与えます。中医学では、夏は「陽の気」が盛んになり、汗をかくことで「気」と「陰」を消耗しやすい季節と考えます。今回は、現代の生活に合わせた「夏の養生」についてです。
汗をかいたら、ミネラルと水分を忘れずに
夏は体温調節のためにたくさん汗をかきますが、それと一緒に大事なミネラルや塩分も失われてしまいます。脱水症状や熱中症の予防のためには、こまめな水分補給とミネラル摂取が欠かせません。
おすすめは：麦茶、味噌汁、梅干し、塩昆布
夏野菜で「余分な熱」をクールダウン
中医学では、夏は「心」と関係が深く、火のエネルギーが盛んになります。これに対抗するには、身体を適度に冷ましてくれる「寒涼性」の食材を取り入れるのが養生のコツです。
おすすめの夏野菜：スイカ、トマト、きゅうり、なす
これらは体の熱をやさしく下げてくれる、夏の養生にぴったりの食材です。
食欲が落ちたときには、消化に優しいものを
暑さで食欲が落ちやすいときは、そうめんなどの軽食も良い選択です。ただし、冷たすぎるものや冷やしすぎには注意が必要です。内臓を冷やすと、消化吸収が落ち、夏バテの原因になります。
クーラー生活で「冷えすぎ」に注意
現代の夏は、室内外の温度差が大きく、自律神経が乱れやすくなります。クーラーの効いた部屋で長時間過ごすと、外気との温度差で「冷え」が蓄積し、免疫力や巡りに悪影響を及ぼします。
そんなときには：夜はシャワーだけでなく湯船に浸かる、冷たい飲み物を控える、首や足首などを冷やさない
アイスクリームは「ほどほど」に
夏になると食べたくなるアイスやかき氷。これらは体を急激に冷やすだけでなく、糖分の摂りすぎにもつながります。中医学的にも「脾胃」を冷やすため、過剰摂取は胃腸の機能低下を招きます。「適度に楽しむ」程度にしてください。
夏は「陰」を補い、無理をしない
夏の食養生は、陽気を落ち着け、失われやすい「陰＝潤い」を補うことがポイントです。こまめな水分補給、季節の野菜を使った食事、身体を冷やしすぎない工夫を通じて、夏を元気に過ごしましょう。
何か体調の変化を感じたら、ぜひ鍼灸での体調ケアもご相談ください。皆さまの心身の健康を、東洋医学の視点からサポートいたします。
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この記事は一般的な情報です。すべての人に当てはまるわけではございません。ご自身の症状や体調に不安がある場合は、医師や専門家にご相談ください。
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【甲子園鍼灸治療センター】
☆伝統医学ベーネグループの鍼灸院です。
☆伝統東洋医学の理論と技術を用い、様々な症状や疾患に応じて、体質に合わせた鍼灸をご提供。
☆「脈診」という伝統的な診察法を得意としております。
☆体質に合わせたカウンセリングも充実。
☆腰や首肩の痛み、坐骨神経痛、頭痛、自律神経失調症、婦人科など様々な症状に対応。
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【アクセス】
☆阪神甲子園駅の北側、閑静な住宅街の静かな治療空間です。
☆駐車場1台分ありますので、ご予約時にお伝えください。
兵庫県西宮市甲子園砂田町6-10
TEL: 0798-49-3367
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