西宮の甲子園鍼灸治療センターです。
この季節、空気は乾燥して、ノドは荒れ気味。
そこにカゼを引いたりして、せきが始まると、ノドが炎症をおこし、ヒリヒリと酷いことになってしまいます。
乾燥して、寒い季節には、呼吸機能を守ることが大切ですね。
少し前に「はちみつ大根」について書きました。
ノドの痛みに良く効きます。
では、予防のために、普段はどのようなものを食べて、呼吸機能を守っていけば良いのでしょうか?
実は、「白い野菜」が良いんですよ。
白い野菜たちは、呼吸器に良いとされています。
ですから、「はちみつ大根」の大根は白ですね。
そして、白菜も白くて、良いです。
こんなふうに考えると、冬の野菜って、自然と呼吸器を守るように出来ているんです。
そして、この他にとてもおすすめなのが、レンコンです。
蓮根、「蓮の根」ですね。
これは、気管に良いとされています。
「蓮根のすり流し」なんていいですよ。
作り方は、いたって簡単。
蓮根をすって、だし汁でのばすだけです。
ということで、基本的な作り方を少々。
1. 蓮根の皮をむいて、水にしばらく付け、灰汁をとります。
2. おろし金でおろします。
3. だし汁に入れて火にかけます。
4. しょうゆ、塩などで味を調えます。
5. お椀に入れて出来上がり。
とろりとした口当たりで、とても温かく、美味しくいただけます。
想像するだけで、よだれが出てきます。
この季節だからこそ、美味しそうに感じるんですね。
季節ごとの和食。
その季節にあわせた健康食なのかもしれませんね。
さすがは無形文化遺産、といったころでしょうか。