朝風呂や朝シャンで肩こり。

西宮の鍼灸院、甲子園鍼灸治療センターです。

朝風呂、朝シャンは肩こりの元!です

現代は、朝風呂や朝シャワーをなさる方がかなりいらっしゃいます。

朝シャキッと目を覚ましたいとき、目覚めのお風呂は確かにスカッとします。

それは、そのとおりだと思います。

ですが、スカッとすっきりするということは、体が冷えたということなんです。

この冷えは、背すじを襲いますので、首や肩のコリ、そして腰痛の原因になります。

患者さんにこういうお話をしますと、

「朝風呂でも体が温まるまでお風呂につかればよいのですか?」

と質問を受けます。

そのような時は、このようにお答えします。

「入浴後は、湯冷めしてしまいます。

それを防止のために一度布団に入ってください」

入浴後には湯冷めするものです。

それを避けるには、すぐに布団に入り保温すると良いのです。

昔の人は、生活が健康的で丁寧でした。

昔から、

「お風呂から上がったら、風邪を引くから、すぐに寝なさい」

といったものです。

現代は、エアコンなどで室温の管理も行いやすく、風邪を引いても悪化するところまでいきません。

ですが、冷えることにはかわりありませんので、それが原因でコリを発生させている患者さんは多いです。

昔のように生活環境が厳しかったころの健康法は、丁寧に作られています。

便利な現代では、それを軽んじてしまい、体力が無い人は体と生活環境のギャップで様々な不定愁訴を発症させてしまいます。

なんとなくコリが取れない、体が疲れやすい、だるいなどといった病名がつかない症状に悩んでおられる方は、昔の人が行なっていた生活パターンを取り入れてみるのも良いかもしれませんね。

入浴時間はもちろんですが、食事をとる時間もまねすると良いと思います。