食べる薬膳、食べない薬膳

薬膳。

薬のお膳ということですね。

その日、その時の体調に合わせて体に良い食べ物を食すということです。

食べないという薬膳

食べない薬膳というと、変な表現ですが、言いたいことは、

「体に悪いものはたべない」

ということです。

もう少しいいますと、

「必要の無いものは食べない」

ということです。

今は、飽食の時代です。

周りに食べ物がいっぱい。

どこを見てもおいしそうなものばかりです。

中には、あなたの体に良いものもあるでしょう。

ですが、体に悪いものたくさんあります。

冷え性の食べない薬膳

冷え性の人がいるといます。

この人は、なぜ冷え性なのでしょうか?

生まれつきの体質なのでしょうか?

それであれば、体を温める薬膳を食すべきですね。

でも、日ごろから体を冷やすものを食べているとしたらいかがでしょう?

ヨーグルト、フルーツ、牛乳、生野菜、麦茶、などなど・・・。

こんなものを食べ過ぎていないでしょうか?

これらは体を冷やす食べ物です。

これが原因で冷え性になっているのなら、体を温める食べ物を加えるよりも、これらを食べないようにするほうが良いでしょう。

つまり、「食べない薬膳」ということです。

 飽食の時代こそ、食べない薬膳を

体に良いものをたくさん食べようというのは、この飽食の時代にそぐわないように思います。

体に良いものを食べるよりも、まずは、悪いものを食べないようにしましょう。

また、なんとなく食べているものもけっこうありますよね。

それって、必要ですか?

もし、必要の無い食べ物ならば、まずは、体に悪いものと思って食べてください。

また、好きなものは食べ過ぎる傾向があるものです。

たとえ体に良いものでも、食べ過ぎれば、それは、もう体に良くありません。

食べて健康になるのも良いですが、食べずに健康になる方法もあるということです。

体に悪い食べ物を取り除いていく「食べない薬膳」を提案します。

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鍼灸治療はすべての方に当てはまるわけではございません。ご自身の症状や体調に不安がある場合は医師や専門家にもご相談ください。この記事は一般的な情報となっております。

この記事を書いた人
西宮市の鍼灸院 甲子園鍼灸治療センター

西宮市甲子園駅北側の閑静な住宅街にある鍼灸院です。伝統医学のベーネグループの西宮市エリア担当鍼灸院で、伝統医学に基づいて、鍼灸治療、健康法、養生法などをご提供しております。

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