膝の症状は腰と腎から治す

膝の痛み、本当に辛いですよね。階段の上り下り、立ち上がり、歩行、日常生活のあらゆる場面で痛みを感じ、憂鬱な気分になってしまう方も多いのではないでしょうか。東洋医学では、膝の痛みは単に膝だけの問題とは捉えません。全身のバランス、特に「腰」と「腎」の状態を考慮することが、根本的な改善に繋がると考えています。

なぜ膝の痛みに腰と腎が関係するのか?

東洋医学では、人体は「経絡(けいらく)」という通り道で結ばれていると考えます。膝の経絡は、腰や腎と密接につながっており、これらの部位の不調が膝に様々な影響を与えることがあるのです。
「腰」は、膝の経絡とつながりが深く、腰の筋肉の緊張や歪みが膝の痛みを引き起こすことがあります。特に、腰椎の歪みは膝の関節に負担をかけ、痛みや可動域制限の原因となります。また、腰の筋肉の緊張は、痛みを悪化させることもあります。
「腎」は、生命エネルギーの源であり、骨や関節を養う役割を担っています。腎の機能が低下すると、骨や関節が弱くなり、膝の軟骨がすり減りやすくなります。また、腎は水分代謝にも関わっており、腎の機能低下は膝に水が溜まる原因にもなります。加齢による腎機能の低下は、変形性膝関節症の発症や悪化に大きく関わってきます。

膝の症状と東洋医学的な考え方

膝の痛みといっても、その症状は様々です。東洋医学では、症状によって原因となる経絡や臓腑の状態が異なると考えます。

腫れ、熱感:
これは、膝の経絡に熱がこもっている状態と考えられます。この場合、熱を冷まし、炎症を抑える治療を行います。

冷え、重だるさ:
これは、膝の経絡に寒さや湿気が溜まっている状態と考えられます。この場合、温め、湿気を取り除く治療を行います。

関節の変形、可動域制限:
これは、腎の機能低下や気血の不足により、関節が十分に養われていない状態と考えられます。この場合、腎を補い、気血の流れを改善する治療を行います。

当院でのアプローチ

当院では、膝の治療において、以下の点を重視しています。

全身のバランス調整:
鍼灸治療や整体により、腰や骨盤の歪みを調整し、全身のバランスを整えます。これにより、膝への負担を軽減し、痛みの根本原因にアプローチします。

腎の機能向上:
腎の働きを高めるツボを刺激し、気血の流れを改善することで、膝の関節を強化します。又、お灸などで、患部を温める事で、痛みを緩和させます。

膝の局所治療:
膝の痛みや炎症を緩和するツボに鍼やお灸を行い、直接的な症状の改善を図ります。膝周辺の筋肉をほぐす事により、可動域を広げます。

日常生活でのケア

治療と並行して、日常生活でのケアも大切です。
腰を温める:腰を温めることで、血行が促進され、筋肉の緊張が緩和されます。
腎を養う食材:黒豆、黒ゴマ、山芋など、腎を養う食材を積極的に摂りましょう。
適度な運動:ウォーキングやストレッチなど、膝に負担の少ない運動を継続しましょう。
正しい姿勢:正しい姿勢を保つことは、腰や膝への負担を軽減します。

膝の痛みでお悩みの方へ

膝の痛みは、放置せずに早めのケアが大切です。東洋医学の視点から、あなたの膝の痛みの根本原因を探り、最適な治療を提供します。お気軽にご相談ください。
当院では、患者様一人ひとりの症状や体質に合わせたオーダーメイドの治療を行っています。鍼灸治療が初めての方も、安心して施術を受けていただけるよう、丁寧な説明を心がけています。