現代に増えた疲れ目を鍼灸で治療 / 西宮市甲子園の鍼灸院
疲れ目とは、目の疲労感や乾燥、充血、かすみ、痛みなどの症状を指します。
長時間のパソコンやスマホの使用、読書や勉強などで目を酷使することが原因となります。
疲れ目は現代社会の生活習慣によるもので、西洋医学では特に重大な病気ではありませんが、放置すると視力低下などの原因になる可能性があります。
東洋医学で知る疲れ目の原因 / 西宮市甲子園の鍼灸院
東洋医学では、疲れ目は肝の不調によって目に栄養が行き届かないことが原因と考えられます。
肝は血液を貯める器官であり、血液は目に栄養を運ぶ役割を果たします。
肝が弱ると、血液や水分が不足し、目が乾燥したりします。
また、肝は精神的なストレスにも影響されます。
ストレスが多いと、肝の働きが低下し、目にも悪影響を及ぼします。
東洋医学の鍼灸で疲れ目治療
東洋医学での疲れ目の治療法としては、鍼灸が有効です。
鍼灸とは、体表の特定の点(ツボ)に鍼や灸を施すことで、体内の気血水の流れを調整し、臓器の機能を改善する方法です。
鍼灸によって、肝の働きが高まり、目に栄養が行き渡るようになります。
また、鍼灸はリラックス効果もあります。ストレスが解消されると、目の筋肉もほぐれて、目の疲労感も和らぎます。
具体的には、以下のようなツボが疲れ目に効果的です。
目の周りのツボ。自分でマッサージできます(やりすぎ注意)
- 太陽
- 攅竹
- 睛明
- 四白
首のツボも効果があります
- 風池
目に効くツボ
- 合谷
目のための血を増やすツボ
- 曲泉
- 陰谷
これらのツボに鍼や灸を施すことで、目に関係する経絡(気血水が流れる道)が刺激されて活性化されます。
また、これらのツボは自分でも押すことができます。
自宅で手軽にセルフケアする方法としておすすめです。(専門家の指示に従ってください)
日々の目の健康を考えましょう
東洋医学での疲れ目の原因とその鍼灸治療について説明しました。
疲れ目は日常生活に支障をきたすだけでなく、健康全体にも影響します。
鍼灸のツボを利用して、目の疲労を解消しましょう。