マッサージのやり過ぎにご用心。

マッサージは、気持ちいいけど…

肩が凝ってしかたがない。

首がつまって苦しい。

背中が張る。

腰がだるい。

こんな症状つらいですよね。

そんな時に誰もが思いつくのが、マッサージ。

マッサージは気持ちいいですよね。

つらい症状からも解放されそう・・・。

ところが、揉むことでかえって痛くなったり、だるさが増したり、症状が慢性化したりで来院んされる方は多いんです。

マッサージが向かない人

こんな人はマッサージに向きません。

マッサージで悪化する場合も。

・少し押されただけでも痛い人。こんな人は、マッサージ後は全身が痛み、筋肉痛にななって悪化します。

・風邪気味の人は、 風邪が悪化します。

・マッサージや指圧を受けすぎているひと人。症状の原因が内臓的なもので、慢性化している場合があり、症状が悪化していくことも。

・肩こりなどの症状が慢性化している人。これも原因はこっている場所ではなく別の場所に病があることがあります。 マッサージによる一時的な改善ではなく、しっかりとしな原因追及を。

マッサージは悪くない

マッサージは血行を良くして、リラックス効果があり、本来は健康維持にはとてもいいもの。

ヒポクラテスもマッサージはからだにとてもいい!と推奨していたとのこと。

マッサージや指圧按摩なども、使い方を間違えなければ良しです。全身が軽くなるなら良しです。

ですが、マッサージも使い方によっては、病状が悪化したり、中毒的であったりと色々と弊害もあります。

マッサージも治療効果がある以上は、薬と同じようなもの。

使い方を間違えたら毒にもなります。

マッサージもまずは、診察が大事

実はマッサージには色んなやり方があります。

マッサージをする前に、患者さんの症状や体質、状態を正確に見極める力はとても重要です。

風邪をひいている方には風邪に対応したからだの表面を温めるマッサージ。

食べ過ぎで背中が張っている方には胃腸の動きが良くなるマッサージ。

冷えてる、暑がり、虚弱な方など、体質によってそれぞれで手技が違ってくるのです。

当院でも、針治療後にマッサージを施すことがありますが、その内容は症状の原因によって手技を変えています。

からだは個人個人まったく違います。

それに合ったマッサージを適切な量施すことが大切です。