虚実という言葉を漢字文化の日本人であれば、耳にしたことはあると思います。
でも、説明してください、といわれると・・・
うまく説明できないですよね。
虚実とは
簡単に書いてみると、
- 『虚』・・・少ない
- 『実』・・・多い
ということになりますね。
必要なモノが、多いか少ないかを虚実で表現できます。
格闘技などでは、
- 『虚』・・・力が入っていない個所
- 『実』・・・力が入っている個所
ということで、『虚』の場所を探して、攻撃することがよい、と言われています。
東洋医学の虚実
ところが・・・、
東洋医学では、少し違います。
東洋医学ではこうです。
- 『虚』・・・元気が少ない
- 『実』・・・不要なものが多い
となります。
同じものが多いか少ないか、ということではないんですね。
体に元気があるか、体に不要なものが多いか、ということなんですね。
いかがですか?
思っていたのと、少し違ったのではありませんか?