体の求める機能を起こす

体の求める機能を起こす
-ツボは機能を起こすスイッチ-ツボの刺激方法・ツボの連結

ツボというものは、それぞれがスイッチになっていると思っていただいて結構です。
ですが、このスイッチは大変に複雑で、使い方でいろんな事を起こすことが出来ます。
同じツボであっても刺激する深さや刺激方法によって意味が違ってきます。

また、その日に受けているストレスによってこのスイッチは機能が変わってきます。
また、これらのツボをどの順番で刺激するかによってもその効果は変わってきます。ツボに対する刺激は体に対する指差し確認のようなものです。

私たちの治療は、体に対するカウンセリングであり、企業に対する経営コンサルティングのようなものです。その指示に対して患者さんの体が治療、企業で言え ば業績の建て直しをおこなうということです。今は「自然治癒力を上げる」などとよく言われていますが、実際は「自然治癒の手順を指示する」と言った方が的 確かもしれません。

ツボを刺激することにより、「この仕事が滞ってますよ。この仕事をこのようにおこないなさいよ。」と指示をしたり、ツボとツボを打つ順番によって「ここから ここの流れが悪いですよ。ここの仕事の流れを今は重視しなさいよ。」と体に伝えるわけです。だからこそ、しっかりとした診察をおこない、体の特徴をつかま なければ、体の建て直しは出来ないのです。