昔と今ではちがう肩こり
肩こりは、昔と現代で原因が異なるようです。
筋肉の使い方が昔と今ではちがう
昔は、農業や工業などの重労働をしていた人たちが、筋肉を使いすぎて疲労物質が溜まり、血行が悪くなって肩が凝ったというのが一般的でした。
しかし、現代は、パソコンやスマホなどのデジタル機器を長時間使っている人たちが、筋肉を動かさずに同じ姿勢を続けていることで、筋肉が固まり、血行が悪くなって肩が凝っているというのが一般的になっています。
このように、昔は筋肉を使いすぎて肩が凝ったが、現代は筋肉を動かさず固めすぎて肩が凝っているということが言えます。
子どもにも広がる肩こり症状
この現代の肩こりは、大人だけでなく、小学生にも見られます。
小学生は、学校での勉強や宿題に加えて、ゲームやテレビなどの娯楽もデジタル機器に頼っていることが多く、運動不足になりがちです。
また、成長期にある小学生は、骨格や筋肉のバランスが崩れやすく、姿勢が悪くなりやすいです。
これらの要因が重なって、小学生も肩こりに悩まされるようになっています。
様々な症状を引き起こす現代の肩こり
肩こりは、放っておくと頭痛やめまいなどの症状を引き起こしたりします。
また、重大な病気のリスクを高めたりする可能性もあります。
ですから、肩こりを予防するためには、日常生活での姿勢や習慣に気を付けることが大切です。
具体的には、以下のようなことを心掛けましょう。
肩こり対策
- パソコンやスマホなどのデジタル機器の使用時間を制限する
- 一定時間ごとに休憩を取り、ストレッチやマッサージをする
- 運動をして筋力や柔軟性を高める
- 水分や栄養素を十分に摂る
- 睡眠時間を確保する
子どもから大人まで、肩こり対策は大切
昔と現代では肩こりの原因が異なりますが、予防するためには同じように生活習慣に注意することが必要です。
特に現代人は、デジタル機器の使用による筋肉の固まりや血行不良に注意しましょう。
小学生も大人も同じです。
肩こりは放置せずに早めに対処することで、健康的で快適な生活を送ることができるでしょう。