固くなった筋肉を緩めて、バランスを整えると、筋肉に引っ張られている骨は正常な位置に戻ります。
筋肉バランスの異常でずれた骨盤や骨格は、この様な方法を使用する必要があります。
筋肉は電気が流れると、縮みます。
ご存知ですよね。
多くの方は、体に電流を流す治療を、整形外科や接骨院で受けたことがおありかと思います。
もしかしたら、ご自分でお持ちという方もいらっしゃるかもしれませんね。
電気が流れると・・・、縮むでしょ^^
そうなんです。
電気が筋肉内にあると縮んだままになるのです。
縮んだ筋肉を緩めるためには、電気を取り除かなければならないということです。
もちろん、怪我などで、筋繊維が断裂し傷の状態だと、その筋肉は正常ではないので、電気の有る無しに関係なく、固くなっているなんてこともあります。
さて、過剰な電気量は、どのように取り除けば良いのでしょう?
方法1) 反射を使い、筋バランスを整える
人の体は、とっさの動きに反応するようにできています。
それは、筋肉も同じで、瞬時に伸ばされれば、縮もうとし、
瞬時に縮められれば、伸びようとします。
ですから、固くなった筋肉を瞬時に縮めることで、緩みます。
反射を使って、筋肉内の電気を瞬時に動かすことができるのです。
方法2) 鍼を刺して流す
筋肉は電気を帯電し、蓄積することができます。
その蓄電している部分の組織に鍼が刺さると、その電気が放電され、筋肉にそって流れ去ります。
その瞬間で、筋肉が緩みます。
方法3) 経絡ストレッチ
筋肉を伸ばしてあげると、チリチリとした感じが走ませんか?
ストレッチをおこなうと、余分な電気を流してしまうことができると東洋医学ではいわれています。
経絡といわれる流れに沿っておこなうのが効果的です。
このような方法で筋肉バランスを整えると、筋肉に引っ張られている骨は正常な位置に戻ります。
筋肉によるズレは、筋肉から治さなければならないというのは、当たり前のことですね。